常にお腹がすいて仕方がない、この歳になってもなお育ち盛り、
京つうスタッフの
本郷剛子です
ランチブログの順番が、久々に回ってきましたよ
日ごろ、お粗末な食生活で反省しきりの毎日を送っております。
その反省を踏まえまして、ランチブログ記述に立ち向かおうと、
大上段に構えてしまって気張ってしまったのも束の間、
はて?そんなに気構えて取る食事って美味しくないよ~ぉと、
はたまた反省しているかと思っていると、お腹が減ってきて、やっぱり体は正直者なんです。
本能と煩悩に左右され振り回されながら たどり着いたのが今回のお店です。
前置きが長いねん!と非難を浴びせかけられるのも覚悟に上で、
自分的には思いっきり納得してのお店でございます。
メディアでも度々紹介されているので、ご存知の方も多いのでは?!
その名も
【キッチン ゴン さん】。
飲食店の業態が多様化して訳がわからなくなってきている昨今、
とにかく、四の五の言わずに
洋食を美味しく食べさせてくれる洋食屋さん。
そんなお店がココなのです。
食べると幸せな気分になれるのです。
今日のメニューは
「Aランチ」です。
ハンバーグにエビフライ、スープとライスが付いて950円。
ゆっくりと舌で味わいながら、幸せを噛みしめました。
一口入れると、
しみじみホッとできる美味しさです。
今はやりの企画や目玉商品の様に、サプライズは必要はないのです。
美味しいものは美味しいということを、真っ直ぐに教えてくれるお料理です。
主人公の
「ハンバーグ」は、お肉のまとまり具合が程よい柔らかさで、
ソースに包まれて、まろやかですごく自然な美味しさ、この表現が伝わるかな~ぁ。
「俺は美味いねん!」って威張ってないんです。
自然体で美味いんです。尖ってないんですよ。
「エビフライ」ときたら、エビの身がぷりぷりしていて、タルタルソースをたっぷりと乗せて、
サクサクいただいてしまいました。甘みのある、満足できるお味でした。
脇役の
「ポテトサラダ」も、決して”脇”じゃないですね。
酸味がきつ過ぎたり、やけに甘すぎたり、そんな詰まらない主張じゃなくって、
ポテトが、
ポテト自身が持っている本来の旨みを、素直に出しています。
芋を潰しすぎず、ポテトの固まりも残しつつ。
★ほんとうは、一番最初に席に腰を下ろして、料理を注文すると、
しばらくすると、ポンっとでてきたのがこの
一杯のスープなのです。
口に含むと、優しく口の中に広がって、食欲がモリモリと湧いてくるのです。
元々減っていたお腹が、わいわい騒ぎ出しました。
スープの中に入っているコーンを噛み噛みしながら、
飲むだけのスープじゃなくって、
噛み噛みスープの幸福感。
ささやかですが、結構大切な部分ですね。
お店の表の雰囲気からは想像がつかなかったのですが、
店内は奥に深くって、長いカウンター席がずーっと続いているのです。
覗いた時には、
BGMにはジャズが鳴っていましたね。
一瞬、
ショットBar風の空気が感じられました。
コーヒーをゆっくりと頂くのも悪くない感じです。
余談ですが、
昔、良く行っていて喫茶に、伏見区醍醐の
紅屋さんというお店がありました。
今はなくなってしまったのですが、カウンターの上には使い込んだサイフォンが並んでいて、
コーヒーをオーダーすると、
サイフォン効果で上がってくる熱湯に、竹べらを廻しながらコーヒー豆を泳がせ、
手際のいい手付きで、マスターがコーヒーを点ててくれました。
その絵が、フッと浮かんで、ダブって見えてしまいました。
今日は食べませんでしたが、
このお店の有名メニューに
「ピネライス」というのがあります。
ゴンさんのオリジナルメニューで、
チャーハンにカツが載せられており、その上にカレーが掛かったもので、
カツを、
ポーク(850円)とビーフ(1050円)の選択ができるのです。
しかし今回の体験で、次回は、ミックスグリルか、オムライスを食べてみようと思っています。
真っ正直な美味しさが、素敵な体験でした。
奇を衒わず、真っ正直な美味しさに勝るものは無し!であります。
ハンバーグ、エビ、ポテト、コーン、お米、野菜、自然の恵みに感謝であります。
自然と、「ご馳走様でした」と、合掌のポーズを取ってしまいました。
【所 在 地】 〒602-8104 京都市上京区下立売通大宮西入 浮田町613 ルカサボニータ1F
【アクセス】 市バス堀川下立売下車すぐ
【 電 話 】 075-801-7563
【営業時間】 11:00~22:00 21:30/LO
【定 休 日】 無休
【 席 数 】 テーブル26席